若葉のふるさと協力隊 前編
9月29日〜10月3日の5日間、地球緑化センターの短期プログラム若葉のふるさと協力隊を泰阜で受け入れました!!
若葉のふるさと協力隊は全国各地で開催されていて、現地で活動中の緑のふるさと協力隊がコーディネーターとして企画・運営を行います。
1ヶ月以上かけて、担当者さんや地域の方々と相談して、計画を立てて、ついに迎えた当日!!
それぞれいろんな想いを持った男女5人の隊員が泰阜村を訪れました。22歳〜39歳まで年齢もバラバラ、ここで初めて出会った私たちの5日間がスタート!!
1日目。
役場にてオリエンテーション。
あいパークと学校美術館を見学。
学校美術館は全国で唯一!!学校にある美術館。昔学校の先生たちが給料の一部を子供たちの情操教育に役立てて欲しいと作られた美術館です。本物の芸術品の数々にみんな驚き!
泰阜散策の後は宿泊場所へ。
女性は隊員宅、男性は隊員宅近くにある青年団の集会所をお借りしました!
夜は診療所の先生のワークショップ。
泰阜村で自給自足的生活を目指しながら、村の、日本の、地球の未来をいつも考えている診療所の先生。
私たち一人一人それぞれが感じる『価値』を、価格に捉われず大切にしていこうという話から、村を変えるとはどういうことか?そんな話まで。みんな真剣に話を聞き、自分の思いを伝えていました。先生ありがとうございます!
夕飯はカレーとサラダをみんなで作って食べ、1日目は終了!
2日目。
起床時間は5時。家の目の前にある山でキノコ狩り!!同じ高町地区に住むエツシさんが山を案内してくださいました。
山をスイスイ歩いていくエツシさん。なたやびくを腰の周りに装備する姿にみんな『かっこいい!』
これは食べられるの?こんなに身近に食べ物があることにまず驚き、経験がないからどれが食べられてどれが食べられないのかわからない!みんなにとってとても新鮮な体験になったはず!爽やかな早朝キノコ狩りをありがとうございました!
それから朝食を食べて、猟師さんのお宅へ。以前村のイベントで猟師体験をさせてもらったご夫婦にぜひ若葉でもとお願いをしました。
10年前から、村の農家さんの生活を守るために猟師という仕事を始めたハタノさん。
数日前にとれた鹿を内蔵をぬいて冷蔵しておいてもらいました。その鹿をみんなの手で解体処理をして、肉にして食べます。
こうやって命をいただき、私たちは生きている、命が繋がっているんだという実感。都会ではなかなかできなくなってしまっていること。
罠の仕組みを教わり、実際に現場に罠をかける様子を見せてもらいました。とても神経を使う仕事で、動物に気づかれないために工夫をたくさんしています。
そして、昼食はみんなで解体した鹿肉のステーキや猪鍋など、ジビエ料理が盛りだくさん。きのこやナスなど秋の味覚もたくさん!どれも本当に美味しかったです。泰阜の食は本当に豊か。山の恵みを、利用の仕方を、知っているからこその豊かさだとハタノさんは言っていました。
大切な学びがたくさんありました。ハタノさんありがとうございました!!
夕方から地域おこし協力隊いのさんによるけもかわプロジェクト体験!有害駆除された動物の命を無駄にしないため、革を利用した小物をつくり販売しているいのさん。
今回はみんなでブレスレット作りに挑戦!!
真剣につくる。。
できた!
素敵なお土産になりました(^O^)ありがとうございます。
それからみんなでタコ焼きパーティー!
そしてお皿洗いをかけたジェンガ大会
ピザの生地作り・・・
そして、ながーい1日が終了!おやすみなさい。
後編へつづく。